高齢化社会が進み高齢者向けの施設や事業所の普及されている一方で、高齢者に身体介護や生活援助などを行う介護職の人手不足の問題はなかなか解決しないようだ。介護職の求人募集も絶えることがなく常に多いため、就職先や雇用形態を選ばなければ比較的容易に就職先が見つかると言われている。

雇用形態には、正社員やパート、アルバイトなどがあり、パートやアルバイトの場合には無資格でも仕事に就ける職場も多いようだ。パートと正社員の仕事の仕事を比べてみると、身体介護や生活援助などの介護業務は同じだが給与や福利厚生面が異なる。パートの場合、勤務時間や勤務日数を自分のライフスタイルに合わせて選べるメリットはあるが、社会保険基準により勤務時間や日数、年収などで厚生年金や健康保険の加入が必須となり自分で支払うこととなる。

正社員の場合には、社会保険の加入などで支払いは生じるが施設や事業所側の一部負担などもあるほか、賞与や昇給、各種手当がある。このほかにも、育児休暇や時短勤務など子育てと両立するための勤務制度なども充実している。そのため、無資格で仕事に就いている人も働きながら介護職の第一歩目となる介護職初任者研修を受講し修了者となって正社員として仕事を続ける方がメリットがあると言えるのだ。

就職先を見つける上で自分に適切な働き方や職場を見つけ、働き方を模索していくと良いだろう。